三角比の逆数

三角比には逆数があります。

図のように、直角三角形の直角でない角と、底辺、垂辺、斜辺を定めると次のようになります。

正割(セカント)
\begin{equation}
\sec \theta = \frac{1}{\cos \theta} = \frac{斜辺}{底辺}
\end{equation}

余割(コセカント)
\begin{equation}
\mathrm{cosec} \ \theta = \frac{1}{\sin \theta} = \frac{斜辺}{垂辺}
\end{equation}

余接(コタンジェント)
\begin{equation}
\cot \theta = \frac{1}{\tan \theta} = \frac{底辺}{垂辺}
\end{equation}

逆数で表せるのが仇になっているのか、滅多に使うことはありません┅。