数式で独楽する

数式を使って楽しむブログです

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円錐曲線

円錐を平面で切断すると、

  • 楕円
  • 放物線
  • 双曲線

が得られます。これらを総称して、円錐曲線と呼ばれます。


このシリーズでは、
\begin{equation}
x^2 +y^2 = z^2
\end{equation}で表される円錐を、平面で切断したときの切断面を見ていきます。この円錐は、直線 z = x z軸のまわりを回転させると得られます。原点で2つの円錐の頂点が接しています。
なお、切断面を分かり易くするため、平面ではなく円錐の方を傾けていくことにします。

軸と直交する平面で切断

断面は円になります。
円錐曲線その1~円 - 数式で独楽する

片方の円錐を通過する平面で切断

断面は楕円になります。
便宜上、次項は除外します。
円錐曲線その4~楕円 - 数式で独楽する
2定点までの距離の和が一定の点の集合 - 数式で独楽する