数式で独楽する

数式を使って楽しむブログです

[tex: ]

微分

2024年 東北大 理系 第6問 その2

空間内の平面上にある円および円板を考える。を底面とし点P(0, 0, 1)を頂点とする円錐をとする。A(0, -1, 0), B(0, 1, 0)とする。空間内の平面を考える。すなわち、は平面上の直線と線分ABをともに含む平面である。の側面との交わりとしてできる曲線をとする…

2024年 東北大 理系 第6問 その1

空間内の平面上にある円および円板を考える。を底面とし点P(0, 0, 1)を頂点とする円錐をとする。A(0, -1, 0), B(0, 1, 0)とする。空間内の平面を考える。すなわち、は平面上の直線と線分ABをともに含む平面である。の側面との交わりとしてできる曲線をとする…

2024年 東北大 理系 第5問

を満たす実数に対し、 \begin{equation} f(x) = \frac{\log (2x -1)}{x} \end{equation}とおく。必要ならばであること、および、自然対数の底がであることを証明なしで用いてよい。

2024年 東北大 理系 第1問

を正の実数とし、とする。Oを原点とする平面上の放物線の頂点をAとする。直線OAとの交点のうちAと異なるものをPとし、Oからへ引いた接線の接点をQとする。ただし、とする。

2000年後期 京大 文系 第2問

実数がを満たすとき、次の不等式が成立することを示せ。 \begin{equation} (x +y -1) \log_2 (x +y) \geqq (x -1) \log_2 x +(y -1) \log_2 y +y \end{equation}

2000年前期 京大 文系 第5問 別解

を実数とする。の2次方程式は、の範囲にいくつの解をもつか。

2000年前期 京大 文系 第5問

を実数とする。の2次方程式は、の範囲にいくつの解をもつか。

2023年東大 理科 第4問 その2

座標空間内の4点O(0, 0, 0), A(2, 0, 0), B(1, 1, 1), C(1, 2, 3)を考える。

発散の例

\begin{eqnarray} \boldsymbol{r} &=& (x,y,z) \\ r &=& \sqrt{x^2 +y^2 +z^2} \end{eqnarray}のとき、

位置ベクトルの発散 その2

\begin{eqnarray} \boldsymbol{r} &=& (x,y,z) \\ r &=& \sqrt{x^2 +y^2 +z^2} \end{eqnarray}のとき \begin{equation} \nabla \cdot \left( \frac{\boldsymbol{r}}{r^3} \right) = 0 \end{equation}

位置ベクトルの発散

\begin{equation} \boldsymbol{r} = (x,y,z) \end{equation}のとき \begin{equation} \nabla \cdot \boldsymbol{r} = 3 \end{equation}

2023年東大 理科 第3問

を実数とし、座標平面上の点を中心とする半径1の円の周をとする。

座標原点からの距離のべき乗の勾配

\begin{equation} r = \sqrt{x^2 +y^2 +z^2} \end{equation}のとき \begin{equation} \nabla r^n = n r^{n -2} \boldsymbol{r} \end{equation}

座標原点からの距離の逆数の勾配

\begin{equation} r = \sqrt{x^2 +y^2 +z^2} \end{equation}のとき \begin{equation} \nabla \left( \frac{1}{r} \right) = -\frac{\boldsymbol{r}}{r^3} \tag{2} \end{equation}

座標原点からの距離の勾配

\begin{equation} r = \sqrt{x^2 +y^2 +z^2} \end{equation}のとき \begin{equation} \nabla r = \frac{\boldsymbol{r}}{r} \end{equation}

勾配の例

\begin{equation} r = \sqrt{x^2 +y^2 +z^2} \end{equation}のとき

2023年 阪大 理系 第3問

Pを座標平面上の点とし、点Pの座標をとする。の範囲にある実数のうち、曲線上の点における接線が点Pを通るという条件をみたすものの個数をとする。かつをみたすような点Pの存在範囲を座標平面上に図示せよ。

3次曲線の接線

本稿では、3次曲線に向けて引ける接線の数について見ていきます。

2023年 京大 理系 第5問 別解2

Oを原点とする空間において、点Pと点Qは次の条件(a), (b), (c)を満たしている。

2023年 京大 理系 第5問 別解1

Oを原点とする空間において、点Pと点Qは次の条件(a), (b), (c)を満たしている。

2023年 京大 理系 第5問

Oを原点とする空間において、点Pと点Qは次の条件(a), (b), (c)を満たしている。

両端を座標軸に固定した線分の包絡線 その3

本稿では、直交座標系において長さ1の線分の両端をそれぞれ軸、軸に固定した条件で動かしてできる包絡線を求めていきます。

両端を座標軸に固定した線分の包絡線 その2

本稿では、直交座標系において長さ1の線分の両端をそれぞれ軸、軸に固定した条件で動かしてできる包絡線を求めていきます。

両端を座標軸に固定した線分の包絡線 その1

本稿では、直交座標系において長さ1の線分の両端をそれぞれ軸、軸に固定した条件で動かしてできる包絡線を求めていきます。

2023年 京大 理系 第4問

次の関数の最大値と最小値を求めよ。

包絡線の求め方

包絡線とは曲線族と接線を共有する曲線をいいます。 例えば、媒介変数を用いて

x^r/e^xの極限

本稿では、はよりも強いことを見ていきます。は正の実数です。つまり、

x^n/e^xの極限

本稿では、はよりも強いことを見ていきます。は負でない整数です。つまり、

x/e^xの極限

本稿では、はよりも強いことを見ていきます。つまり、

補題 : 指数関数-べき乗

本稿では、 指数関数vsべき乗(工場中) - 数式で独楽する の補題 負でない整数に対し、のとき \begin{equation} f_n (x) = e^x -\frac{x^n}{n!} > 0 \end{equation} を示していきます。